2025.09.1321:20
🦖ジュラ記 vol.34 / 「Showdown」解説
ご覧頂きありがとうございます!
皆今週もお疲れさまです🎩
MUJINAのギターのソウです🦖
こちらのブログはMUJINAメンバーが曜日ごとに担当し、音楽に対しての熱意やプライベートでの出来事、趣味嗜好など自由に更新してます!
僕は毎週土曜日を担当😏
基本ファンクラブ会員限定記事だけど、今回みたくたまに誰でも見れる記事もあったりしますヨ。
そして今日のブログは!
昨日リリースしたばかりの新譜、「Showdown」の制作背景などについて語っていこうと思います!!🔥
ウチのメンバーにすら話してないことまで書くよー!
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ShowdownはMUJINAの7枚目のシングル。
まだ聴いてない人はこちらからすぐに聴くんだ!!
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この曲は今年の頭かな?MUJINAの公演の「SHOW」要素が強くなってきたあたりに構想が浮かんではいたんだけど、
個々の楽器の強いフレーズがチラホラ出来上がってきていて、そこに感じた可能性から自分の中で完成へのハードルが上がりきってしまっていてなかなか完成に至らなかった曲なんです💃
作り始めた時の曲のテーマはポーカー。
映画007で言うと「007 / カジノロワイヤル」。
(この映画のポーカーのシーンかっけえよな)
キーワードはギャンブル、緊張、勝負の決着。
これは完全に個人的な狙いだったんだけど、映画「007」にちなんで7枚目のシングルで出したいなって勝手に思ってたので間に合ってよかった🎩笑
ポーカーについてなんだけどさ
ハイリスクハイリターンのギャンブルには人間の喜怒哀楽や性格、負けのリスクを考えた時の不安感と勝った時の達成感、それまでの頭フル回転の作戦。
人間性がモロに出る究極の選択。
そんな雰囲気の音楽って、なんだかウチのバンドの雰囲気とマッチする気がして
これは気合い入れたシングルに結びつけたいなと。
そしてそのポーカーをコンセプトにした音楽の方向性は、MUJINAらしいビッグバンドサウンドを現代ロックに落とし込む、言わば「MUJINAらしさ」を全面に押し出したスウィングロックナンバーにするって決めたのだ🎩
「 この曲はMUJINAの看板を背負う曲になる_ 」
その核心からレコーディングギリギリまで、なんならレコーディング当日まで細かいディテールにこだわり続けた。
この曲ヤバいからこだわらせて欲しい。
その思いが強くて少し完成までの道のりは長かったけど時間をかけた甲斐があったと思ってる!!!🔥
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実はね、いざ一度はレコーディングを終えたものの、なかなか納得がいかず録り直したりもしてるんです。
作曲やレコーディングてある程度の妥協ラインというか、そういうの作らないと進行が遅くなってしまうものなんだけど、今回は特に一切の妥協をせず作り上げたかった。
そんな事で各パートの聴きどころを紹介。
まずはドラムとウッドベースの兼ね合い。
スウィングのリズムを刻むドラムのビート、ウチの醍醐味であるウォーキングベースとビッグバンド的なドラミングの絡み方で支えるリズム隊。
メンバーのルーツがラウドミュージック上がりとは思わせない繊細なフレーズでキメがメチャメチャ多くて複雑なんです。
リズム隊の雰囲気が変わったらこの曲の雰囲気全く違う感じになっちゃうから特にこだわった。
既存曲の中でも特にお気に入りです☺️
ギターはバッキングに徹しているようで居ないと寂しくなる、小賢しくも繊細な事をやってます。
少し複雑なコードでピアノとの絡みを練り上げて、まさにギャンブルなどの駆け引きをしているような雰囲気を出す音作り。
ここが崩れると台無しになる責任を担っているんです😏
ホーン隊はとにかく「大人の雰囲気の派手さとヤンチャなアプローチ」
メインテーマのイントロのフレーズからパンチのある感じを出したくて、ここで一気に心を掴む。
絵で言う「アイキャッチ」に特化したような感じ。
ホーン隊のは緊張感を出してハラハラドキドキさせる役割を担っていて、吊り橋のない崖に橋がかかるような曲の展開を繋いでくれている。
そして1番のお気に入りはホーンソロかなー!!
サビのコード進行でソロを展開するのは王道だけど、この曲はその王道でMUJINAらしさを飾りたかったからめちゃ満足です。
そしてトランペットのユウの参加。🎉
彼は2024年のMUJINAのライブを全てサポートしてくれたトランペッター。
この曲のレコーディングには君が必要なんだ、と相談したら即決でやります!って言ってくれた心強い仲間。
ほんとにありがとうだよ〜!!!🎺
鍵盤は当初僕がデモで打ち込みまくった雰囲気を崩さず、超絶プレイでアレンジしきったミタン。
ピアノのアレンジはやっぱりピアニストには敵わない、例えるならばRPGで突然ゲームバランスが崩れるくらい強い武器を装備した感覚だった。
個人的にラスサビの展開のピアノフレーズは必見ですね。あんなに弾き倒してるのに叙情的で歌の邪魔にならず、雰囲気を支える良い仕事してくれました😎
ボーカルのメロディと歌詞は僕の中ですごくハードルが高かったんだけど、ユウタロウが期待を超えてくるものを捻り出してくれました。
「この曲はハルシネーションとクオリアに次ぐ3部作になります」
Showdownっていうタイトルで渡したデモで、
勝負の決着という解釈を拡大してくれた歌詞。
物語は最終章へ。
小説が好きなユウタロウらしい表現が盛り込まれていて素晴らしい深みのある詩にしてくれました☺️
個人的にサビでのパンチが強くてかなり気に入ってるんだけど、途中の2Bのスキャットやホーンソロでのアプローチは度肝抜かれた。
普通のロックバンドで終わらせない気迫と世界観を感じて欲しい。
MUJINAがライブ活動をスタートする前、スウィングロックというコンセプトを掲げて産声を上げリリースした「555」から今月で2年。
この2年の間に環境も変化し進化してきました。
色んな音楽の要素を入れた挑戦と実験を重ね、現場での経験を積んでさらに磨きがかかった状態で産声をあげた新曲。
是非聴きまくって色んな感想を聴かせてほしいな!!😎
長くなってきちゃったので、アートワーク(ジャケット)に関してはまた別の機会に語ろうかな!!🦖
読んでくれてありがとう!!
それではまた来週!!
SOW
KING
2025.09.13
SOWさん!!Showdown本当に最高でした!!
初めて聴いた時は言葉を失うぐらいに衝撃を受けました。毎日何度も何度も聴いてます。
東京公演の日までに完璧に曲を覚えて、全力でMUJINAの魅力を浴びたいと思います👍